概要
前稿では、ゲームオブジェクトの transform.position に Vector3 で指定された座標を設定することで、オブジェクトを移動できることを示した。
実は transform は Vector3型の position だけでなく、Quaternion型の rotation メンバ変数も持っていて、これで回転角を参照・指定できる。
Quaternion は聞いたことのない型かもしれない(実は筆者もそうであった)。
3次元においては、任意の方向は x, y, z 軸周りの回転角により指定できる。これをオイラー角という。
要は、Vector3 同様に3つの角度をひとつのクラスにまとめておいた方が、いろいろ使い勝手がよいということである。
まとめ