なにはともあれ、下図の様に画面に「hello, world.」と表示するプログラムを書いてみよう。
コードは下記の様になる。
"hello.html":
<!DOCTYPE HTML> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>hello, world</title> </head> <body> <script type="text/javascript"> document.write("hello, world."); </script> </body> </html>
body タグの中身以外は必要最小限のHTMLしか記述していない。
JavaScript 部分は script 開始・終了タグで囲み、ソースを記述する。
script タブの記述位置は、かなり自由度がある。ほとんどどこに書いてもよい。header の中や、body の前後、またはbody の中に記述出来る。
ここでは document オブジェクトの witer() メソッドをコールすることで、画面に 「hello, world.」と表示している。
画面に直接表示するのではなく、コンソールに文字列を出力することも可能だ。
コンソールは通常表示されないが、google Chrome であれば、その他ツール>JavaScript コンソール で表示できる。
<script type="text/javascript"> console.log("hello, world."); </script>
JavaScript が無効になっている場合に、スクリプト部分が表示されないようにするには、以下のようにコメントを書いておくとよい。
<script type="text/javascript"> <!-- console.log("hello, world."); //--> </script>
JavaScript が無効になっている場合に、代対メッセージを表示するには、下記のように noscript タグを使用する。
<script type="text/javascript"> <!-- console.log("hello, world."); //--> </script> <noscript> JavaScript が無効です。 </noscript>
上記までは、「hello, world.」をコンソールに出力していたが、下記の様に alert() を使って、ダイアログに表示することも出来る。
<script type="text/javascript"> alert("hello, world."); </script>