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Sudoku

ステップ・バイ・ステップで Godot を使った Sudoku(数独、ナンバープレース)パズルアプリの作成方法を示す。 問題を解くソルバーではなく、問題を数問用意し、それをユーザが解くという形式のパズルアプリだ。
※「数独」は株式会社ニコリの登録商標です。

筆者にとっては最初の Godot プログラムなので、過去に cocos2d-x/C++ などで作成した経験があり、なおかつ動きの少ないものを採用した。 が、Sudoku パズルアプリは数々の Godot プログラミング要素を含んでおり、最初のサンプルとしてはかなり良さげなのではないかと自負している。

なお、完成したアプリのソースコードは github にて、MITライセンスで公開している。

次章から、Sudoku アプリの具体的作成方法をステップ・バイ・ステップで示すが、ステップがかなり多く、 今なんをしているかわからなくなるかもしれないので、下記に全体の流れを示しておく。

  1. メイン画面:盤面・数字ボタンなどのUIオブジェクトを画面に配置
  2. メイン画面:スクリプトで初期化処理、イベントハンドラを実装
  3. (問題情報等を保持する)グローバル変数追加
  4. (タイトル表示・問題選択ボタンを有する)レベルシーンを追加

Godot は画面に必要なオブジェクトを配置して画面を作り、それにスクリプトを配置しボタンが押された場合などのハンドラを記述し、 アプリの動作を実装するという手順になる。
また、シーン(だいたい画面と同じ意味)を複数定義し、それらの間で遷移したり、シーンに別のシーンを部品として読み込んで表示することも行っている。

ステップ・バイ・ステップ

まとめ